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ZDC.LineOffset

複数のライン(緯度経度の配列)が重複した際に最適な順序でオフセットを実現するクラスです。
縮尺レベルが大きい地図表示下で用います。
※)shape.jsが必要です。
※)別途、プラグインをインクルードする必要があります。こちらから取得して下さい。
※)サポート対象のOS/ブラウザは、Internet Explorer 9.0 以上、Google Chrome 最新版、Safari 5.0 以上、Firefox 最新版、
Android OS 4.0 以上、iOS 5 以上です。

実装例

制限事項
・ラインの進行方向が互いに逆の場合はオフセットされません。
・重複している部分が最後の点を含んでいる場合はオフセットされません。詳しくはこちらをご覧下さい。
・minZoomを指定しない場合は、ピクセルあたりのミリ秒経度が80以下のときのみオフセットされます。
 縮尺レベルとピクセルあたりのミリ秒経度の関係については、ピクセルあたりの緯度経度量をご覧ください。
縮尺レベルが小さい場合は、表示が乱れることがあります。

コンストラクタ

ZDC.LineOffset(map, options)

引数プロパティタイプデフォルト説明
map-ZDC.Map-表示する地図を指定
optionslinesarray(object)-lineオブジェクトの配列(配列長2以上4以下)
minZoomnumber-オフセットを実行する最小の縮尺レベル

メソッド

void addLine(line)

オフセットするラインを追加し、配列として保持します。

引数タイプ説明
linelineオブジェクト追加するライン

void redraw()

addLine() の実行結果を反映して再描画します。


void removeAllLines()

すべてのラインを削除します。


void removeLine(widget)

指定したラインを削除します。

引数タイプ説明
widgetウィジットgetAllPolylines()で取得したZDC.Polylineオブジェクトを指定

array(ZDC.Polyline) getAllPolylines()

すべてのラインをZDC.Polylineオブジェクトとして取得します。
コンストラクタのlinesプロパティおよびaddLineメソッドに追加した順番で、オブジェクトが配列に格納されます。


関連事項

lineオブジェクト

プロパティタイプ説明
latlonsarray(ZDC.LatLon)緯度経度の配列(配列長2以上)
optionsobject表示するラインを指定(ZDC.Polylineのコンストラクタのoptions
strokeWeight を指定する場合にはすべて同じ値とする