【注意点】

マップタイプごとに利用できる縮尺レベルが異なります。
マニュアルに記載されている範囲外の縮尺レベルを指定すると地図が表示されません。

【問題が起こりやすいケース】

・アプリで任意の縮尺レベルを指定するような場合
地図の初期表示で縮尺レベル17を指定している場合を考えます。 アプリの改修によってマップタイプをZDC.MAPTYPE_COLOR(デフォルトで縮尺レベルは「0~17」の値が指定できる)からZDC.MAPTYPE_DEFAULT(デフォルトで縮尺レベルは「0~12」が指定できる)に変更した場合、初期表示で地図が表示されません。

//例)
function loadMap() {
        map = new ZDC.Map(
            document.getElementById('ZMap'),
            {
                mapType: ZDC.MAPTYPE_DEFAULT,
                latlon: new ZDC.LatLon(lat, lon),
                zoom: 17   //利用できる縮尺レベルか?
            }
        );
 }


・アプリにユーザが縮尺レベルを保存するような機能がある場合
前回表示した縮尺レベルを保持し、次回の起動時にその縮尺レベルを表示するような機能がある場合を考えます。
改修によってマップタイプをZDC.MAPTYPE_COLORからZDC.MAPTYPE_DEFAULTに変更した場合、 縮尺レベル13,14,15,16,17を保存していたユーザは改修後に地図が表示されません。

//例)
var cachedZoom = 17;
function loadMap() {
        map = new ZDC.Map(
            document.getElementById('ZMap'),
            {
                mapType: ZDC.MAPTYPE_DEFAULT,
                latlon: new ZDC.LatLon(lat, lon)
            }
        );
        :
        map.setZoom(cachedZoom); //利用できる縮尺レベルか?
 }

【対応方法】

マップタイプを切り替える場合は、 上記の例の様にZDC.Mapで指定するzoomの値や、setZoom()等の引数に縮尺レベルを指定するような箇所について その縮尺レベルが利用可能か確認して下さい。