地図を作成します。

PCでの操作方法

操作 動作
マウスドラッグ 中心位置移動
ホイール回転 拡大縮小
+/- キー ズームレベル変更
A/D キー 視点の方角変更
W/S キー 視点の俯角変更

スマートフォン・タブレットでの操作方法

操作 動作
ドラッグ 中心位置移動
ピンチ 拡大縮小
ローテート 視点の方角変更
2本上下ドラッグ 視点の俯角変更

コンストラクタ

ZDC.Map(dom, options)

引数 プロパティ タイプ デフォルト 説明
dom - DOM - 地図を表示するdiv要素(指定するdivはwidth、heightが必須、
ただしスタイルシートでの設定は不可)
options latlon ZDC.LatLon 東京駅 地図の中心点の緯度経度 実装例
zoom number 0(最小ズーム) ズームレベル。 値の範囲は0-15。地図の縮尺レベル 実装例
heading number 0 視点の方角。北向きを基準に時計周りで0-360(度)
light object(※) - 光源情報
tilt number 0 視点の俯角。真下を基準として0-80(度)

(※)光源情報プロパティのオブジェクト

プロパティ タイプ 説明
direction Float32Array 光源の方向 [x, y, z]
デフォルトは[1, 1, 1]※南東上空に太陽がある状態
color Float32Array 光源の色 [red, green, blue]各値の範囲は0-1。光源の設定は3D建物の表示色のみ影響する

メソッド

void addWidget(widget)

ウィジットを追加します。

引数 タイプ 説明
widget ウィジット 全てのウィジットオブジェクト

object getAdjustZoom(latlons, options)

配列として指定された地点が全て表示できる最適な縮尺レベル、中心点の緯度経度を取得します。
該当する縮尺レベルがなければnullを返却します。
このメソッドで取得した縮尺レベル緯度経度を利用して地図を表示すると指定した点列が全て含まれます。

引数 プロパティ タイプ デフォルト 説明
latlons - array(ZDC.LatLon) - 緯度経度の配列
options fix boolean false true:戻り値のlatlonは現在の地図の中心点の緯度経度と同じ
false:戻り値のlatlonは、latlonsで指定された点列が全て含まれる
最小の矩形の中心点

戻り値

プロパティ タイプ 説明
zoom number 縮尺レベル
latlon ZDC.LatLon 指定された点列が全て含まれる矩形の中心点(fixの値によって異なる)

ZDC.LatLon getLatLon()

地図の中心点の緯度経度を取得します。


ZDC.LatLonBox getLatLonBox()

地図領域(コンストラクタで指定されたdivの領域)の最大・最小緯度経度を取得します。
ただし、地図の傾きが0、回転が0の状態の緯度経度になります。 実装例


number getZoom()

地図の縮尺レベルを取得します。
実装例


ZDC.TL latLonToTL(latlon)

地図領域の左上端をtop=0,left=0として指定されたZDC.LatLonをZDC.TLに変換します。

ただし、画面外の座標を指定した場合、また空の領域の座標を指定した場合は、緯度経度を算出できないためnullを返却します。

引数 タイプ 説明
latlon ZDC.LatLon 緯度経度

void moveLatLon(latlon)

指定した緯度経度を地図の中心にします。
実装例

引数 タイプ 説明
latlon ZDC.LatLon 緯度経度

void movePx(x , y)

ピクセル単位で指定した値だけ地図の中心点を移動させます。
実装例

引数 タイプ 説明
x number 経度方向への移動量をピクセル単位で指定(指定できる値は-10000から10000)
y number 緯度方向への移動量をピクセル単位で指定(指定できる値は-10000から10000)

void refresh()

コンストラクタで指定したdiv要素のstyleの変更を地図に反映させます。
実装例


void removeWidget(widget)

ウィジットを削除します。
一度削除されたwidgetは再度addWidget()出来ません。

引数 タイプ 説明
widget ウィジット 全てのウィジットオブジェクト

void setZoom(zoom)

指定した縮尺レベルの地図を表示します。
実装例

引数 タイプ 説明
zoom number 縮尺レベル

ZDC.LatLon tlToLatLon(tl)

地図領域の左上端をtop=0,left=0として指定されたZDC.TLをZDC.LatLonに変換します。

引数 タイプ 説明
tl ZDC.TL トップ、レフト値

void zoomIn(options)

地図を1レベルズームインします。緯度経度の指定がない場合は、現在の地図の中心点にズームインします。

引数 プロパティ タイプ 説明
options latlon ZDC.LatLon ズームの中心となる緯度経度

void zoomOut(options)

地図を1レベルズームアウトします。緯度経度の指定がない場合は、現在の地図の中心点からズームアウトします。

引数 プロパティ タイプ 説明
options latlon ZDC.LatLon ズームの中心となる緯度経度

void setHeading()

コンストラクタのheading参照


void setTilt()

コンストラクタのtilt参照


void getHeading()

コンストラクタのheading参照 ※hedingが360の場合は0を返却する


void getTilt()

コンストラクタのtilt参照