メッシュコードの仕組み

概要

 
緯度・経度に基づき地域を隙間なく網の目(Mesh)の区域に分けて,統計データをそれぞれの区域に編成したものです。
メッシュコードは国土地理院で定義され、管理されています。
メッシュコードの仕組み、及び求め方は、総務省 統計局ホームページに資料が掲載されております。
こちらの資料の7ページ目、「4地域メッシュの区分方法」以降に詳細が記載されております。

対象

いつもNAVI API3.0では下記機能を使用する際に本記述の内容が関係します。
API種別 機能名 物理名 用途
WebAPI POI検索-マルチコンテンツ検索(poi/multi) meshcode 検索絞り込み
JavascriptAPI 地図作成 ZDC.Map 地図タイルパス取得
JavascriptAPI 地図上でのウィジェット機能 ZDC.UserTile 地図タイルパス取得
MobileSDKで使用している地図は本項の対象外です。

地図画像の構成

通常、タイル地図は下記の画像となります。
これらはいくつかの要素に分解されます。
例:http://mapcache.e-map.ne.jp/4/20110602/7/5339/7_21_3.png
ホスト/タイルディレクトリ/タイルパス及び画像
ホスト:mapcache.e-map.ne.jp
タイルディレクトリ:/4/20110602/
タイルパス、及びタイル画像:7/5339/7_21_3.png

タイルディレクトリ

地図タイルパス取得を使用することで取得できます。
{
    "4": {
        "path": "4/20211117",
        "imageformat": "png",
        "wmsFlag": "0",
        "highResFlag": "0",
        "cid": "00010",
        "sid": "00010",
        "layer": "101",
        "icon": "1"
    }
}

タイルパス、及びタイル画像構成

いつもNAVI API3.0ではズームレベル及び、日本測地系の座標から求められたメッシュコードによって、
タイルのルートディレクトリ以下の配置フォルダを管理しています。

例)メッシュコード5438-2343の場合

縮尺レベル 1次メッシュ 2次メッシュ 3次メッシュ  
/1 /タイルファイル      
/2 /タイルファイル      
/3 /タイルファイル      
/4 /タイルファイル      
/5 /タイルファイル      
/6 /5438 /タイルファイル    
/7 /5438 /タイルファイル    
/8 /5438 /タイルファイル    
/9 /5438 /タイルファイル    
/10 /5438 /23 /タイルファイル  
/11 /5438 /23 /タイルファイル  
/12 /5438 /23 /タイルファイル  
/13 /5438 /23 /タイルファイル  
/14 /5438 /23 /タイルファイル  
/15 /5438 /23 /タイルファイル  
/16 /5438 /23 /43 /タイルファイル
/17 /5438 /23 /43 /タイルファイル
/18 /5438 /23 /43 /タイルファイル
/19 /5438 /23 /43 /タイルファイル
/20 /タイルファイル      

タイルファイルの仕様

名称:倍率+横タイル番号+縦タイル番号(タイル番号は、東経135度 北緯35度を原点として計算)
サイズ:256×256ピクセル単位
例えば、縮尺レベル15の場合のタイル番号は以下の通りになります。

maparrow

各倍率の1ピクセルの横と縦のミリ秒数

各倍率の1ピクセル毎の横と縦のミリ秒数は、マップタイプごとのピクセルあたりの緯度経度量をご覧ください。