いつもNAVI CGI から API3.0へ切り替え
概要
ここでは、例としてsearchaddr.cgiをAPI3.0の代替機能のaddress/wordへ移行します。
その他のCGIとAPI3.0の機能比較はCGI機能比較表(excel)をご参照ください。
移行に関連する点は以下の3点です。
入力値
使用方法はCGIと変わりませんが以下について変更する必要があります。
URI、ドメイン
CGIのURI
http://cgi.e-map.ne.jp(DOMAIN)/cgi/searchaddr.cgi?key=xxx&pos=1&cnt=10&enc=UTF8&tod=13&frewd=新橋&outf=XML
API3.0 WebAPIのURI
https://core.its-mo.com/zmaps/api/apicore/core/v1_0/address/word?if_clientid=JSZxxxxxxxxxx|xxxxx&if_auth_type=ip&word=新橋
ドメイン、指定可能なパラメータはAPI3.0に合わせて変更してください。
認証方式
API3.0の認証方式はip認証,oauth認証を利用できます。
API3.0の認証方式についてはAPI利用時の認証についてをご確認ください。
oauth認証の手順はOauth署名の生成手順をご確認ください。
キー設定
認証方式と認証キーの2つを指定する必要があります。
CGI必須パラメータ | API3.0必須パラメータ | 変更内容 |
---|---|---|
key | if_clientid | キーを指定するパラメータ名が変更します。 |
- | if_auth_type | 認証方式を指定します。 |
CGIで発行したキーをAPI3.0の認証キーとしてお使いいただけません。
新規でAPI3.0用の認証キーの発行をお願い致します。
リクエストパラメータの指定方法に変更はありません。必須項目以外であれば、省略することが可能です。
省略されたパラメータはサーバ側でデフォルト値を適用し処理を行います。
通信方式はhttpsをご利用ください。
出力形式
出力形式のサンプルです。出力形式がTSV/XML からJSONに変わります。
TSVについては割愛します。
<searchaddr>
<status>
<returncode>
21000000
</returncode>
<reccount>2</reccount>
<hitcount>2</hitcount>
</status>
<result>
<item id="1">
<address>
東京都港区北青山
</address>
<lat>128379930</lat>
<lon>502968330</lon>
<addrcode>13103008</addrcode>
<matchflg>1</matchflg>
<addrflg>0</addrflg>
</item>
<item id="2">
<address>
東京都港区南青山
</address>
<lat>128383460</lat>
<lon>502985530</lon>
<addrcode>13103025</addrcode>
<matchflg>1</matchflg>
<addrflg>0</addrflg>
</item>
</result>
</searchaddr>
{
"status":{"code":"0000","text":"OK"},
"info":{"hit":202},
"item":[
{
"text":"東京都港区北青山",
"code":"13103008",
"point":{
"lat":35.6610917,
"lon": 139.713425},
"parts":["東京都","港区","北青山"],
"kana":
"トウキヨウトミナトクキタアオヤマ",
"zipcode":"107-0061",
"end": false,
"bounds":{
"sw":{
"lat": 35.6595872,
"lon":139.7119789},
"ne":{
"lat":35.6758983,
"lon":139.7273892}},
"kanaParts":[
"トウキヨウト","ミナトク","キタアオヤマ"],
"level":"oaz",
"language":null},
{
"text":"東京都港区南青山",
"code":"13103025",...
"language":null } ]
}
出力キー
取得できる情報数、キー名は違います。
searchaddr.cgiとaddress/wordの対応表です。
searchaddr.cgi | address/word | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
status | status |
ステータス情報 キー名に変更はありませんが、 返却値は異なります。 |
||
returncode | code |
ステータスコード コード内容が変更になります。 |
||
- | text |
ステータステキスト テキスト情報が出力されるようになります。 |
||
reccount | - |
取得レコード数 3.0にはありません。 |
||
info |
検索結果の情報 hitcountからhitに変更 |
|||
hitcount | hit |
ヒット件数 キー名が変更されています。 |
||
result/item | item |
住所の配列 resultキーがなくなります。 |
||
address | text |
住所文字列 キー名が変更されています。 |
||
addrcode | code |
住所コード キー名に変更があります。 |
||
point |
代表点緯度経度 pointオブジェクト内に格納されます。 |
|||
lat | point:lat |
緯度 緯度が入ります。 |
||
lon | point:lon |
経度 経度が入ります。 |
||
parts |
住所名カナ 新しく追加されています。 |
|||
zipcode |
郵便番号 新しく追加されています。 |
|||
matchflg | - |
入力文字列の包含可否 3.0にはありません。 |
||
addrflg | end |
該当住所より下の階層があるか キー名が変更されています。 |
||
bounds |
緯度経度矩形範囲 新しく追加されています。 |
|||
kanaParts |
住所階層区切りの読み仮名 新しく追加されています。 |
|||
matchLevelName | level |
住所階層コード キー名が変更されています。 返却値が大文字→小文字に変更 mlflgを指定しなくても出力されるようになります。 |
||
language |
多言語情報 新しく追加されています。 ※有料オプション |
キー毎の詳細は該当のマニュアルページでご確認ください。
さいごに
他のWebAPIについては移行先のマニュアルページでご確認ください。